石炭と蒸気機関車

機関車の豆知識

共に現代人から忘れられた石炭と蒸気機関車の意外な明暗

石炭と蒸気機関車と言えばしばしばセットで想起されることがあります。
燃えたぎるボイラーの中にスコップで放りこむという、あのイメージです。
また、共に近代化の象徴として姿を現し、現代史の中でひっそりと第一線かから退いて行ったという認識を持っている人も少なくはないでしょう。
確かに、蒸気機関車は20世紀中にそのすべてが現役から退きました。
しかし一方で、石炭は今でも現役というだけにとどまらず、火力発電の主力原料として日本のエネルギー対策の中心に鎮座しているのです。
そして有事の際には、日本にとって唯一の自給自足可能な燃料として極めて貴重な存在でもあるという事実はほとんど知られていません。
石炭が近代史と共に現れたというのも間違いで、実は大昔より、鍛冶屋や陶器造りの燃料として使用されていたのです。
このように、人の認識というものはイメージに引きずられやすく、未だ現役のものを過去の遺物と勘違いしている場合が意外とあります。
周囲を見回せば、間近にもそういったものが見つかるかもしれません。

石炭で稼働する機関車の特徴や取扱いについて

鉄道輸送で使用される機関車は電化が普及するまでは石炭で加熱した水蒸気で稼働するタイプが主流でした。
機関車の運行に使用する石炭は石油などの液体燃料と比べて燃焼効率が高く、高速で移動する車内のボイラーの中で偏りにくいことから扱い易い燃料として使用され続けました。
また、安価で購入できるのも普及した要因の一つです。
その一方で大量の煙や煤が発生することから沿線の環境被害が問題視された他、火の粉が原因の火災が発生したこともありました。
また、石油が新しいエネルギー資源として普及したことや機関車の性能が向上したことから旧来の車両の削減が進み、鉄道輸送が電化されたことも併せて石炭で稼働する車両が完全に廃止されました。
現在では観光地などのイベントで僅かに稼働している状態ですが、外国では電化が進んでいない地域の安価な鉄道輸送に適した方法として見直されています。
また、石油燃料の過剰な消費を抑える効果も期待されています。


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最終更新日:2017/7/20

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